日本語の言い回しのホントの意味

そんなことあるのかネ

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119)たのしい<たのし>(楽しい)
嬉しくなったとき、子ども、特に女の子はスキップしたり、ぴょんぴょん跳ね上がったりしま
すねー。スキップしながら飛んでゆく子を見ていると楽しそうだな~と心なごみますね。
出張から久しぶりに帰ってきたお母さんを駅に出迎えた女の子がうれしさのあまり「きゃー」
と言いながら手をつかみピョンピョン跳ね上がりながら駅から出てゆく様は将に嬉しさの境地
ですね。
 で、タイトルの「たのし」は? 実はこの上述の情景を表現したものが「たのし」の由来なの
じゃないかと考えられるのです。
 「た」は
その一つは、「た(旅)」や「び(足袋)」に在るように、「足」を意味します。
その二つは、「たかさ(高さ)」なる言葉や、地名「ま(多摩、)」や「た(立)」に在るよう
に、高いところ、高いことを意味します。
ちなみに、地名「たち(常陸)」は
      高いところ(たち)が劣勢、プアな(ひ)場所を意味してます。国府のあった茨城
県石岡市ふきんの地勢を観察してみてください。せいぜい筑波山がある程度です。
 「のし」は「のす」の名詞形で、「の」:脚を動かす「す」ことを意味します。
「たのし」の場合は、「た」は「高い」もしくは「たかく」を意味し、「のす」脚(の)を動かす
(す)様を表現した言葉が「たのし(楽し)」なのではないでしょうか。
 こんな情景を見ているとホント、楽しい気分にさせてもらえます。
以上
本文
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