日本語の

                不思議な言い回しのホント意味 

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72)い(芋)
暑いねー。でも、こんな陽気だと作物はグングン育つ。とりわけすごいのがいも(芋)類。
さつま芋なんぞは一週間で1m以上弦が伸び、その節々に根が張る。その弦に葉が繁茂する。お陰で、
その根には芋が育つ。暑いけど、この秋以降の収穫は楽しみだ。
山間(やまあい)に入れば、山芋の弦がトウセンボし、前に行けないくらい弦を張って、葉が茂る。
これも掘ってみれば、山芋が育ち始めている。
暑いけど、冬の食糧を考えると、こんなに頼もしいものは無い。
なんて考えながら、ビールジョッキを片手にした途端、「えー!?いも(芋)って何でそう呼ぶんじゃろ」
という事に成った。街中じゃ、「いも姉ちゃん」なんて言葉もつかわれているが、なんか関係あるんじゃろ
うか?
「い」というのにはいろいろのものが在る。
さつま芋
やま芋
やまといも(大和芋)
 
さと芋
 
似たような言葉に、
も(伊母)
と云うのが在るが、アクセントの違いより、別の言葉である事は明瞭である。
参考:「も」の「い」は「生命力、活力」などを意味する。転じて「心情」を意味する事に成る。
「も」は「子供を産むないしは女性」を意味する。
合わせて、「心にかけた女性」を意味する。
 
うんじゃー、「い」は何に由来するんじゃろうか。
実はこの場合の「い」は歴史的仮名遣いでは「ゐ」と記した。
「ゐ」は色々概念に対して用いられている基本的な語彙要素であるが、一番重要なのは、
その由来については未解明であるが、言葉の意味から逆に推察すると、
「ゐ」は地球、地殻構造を意味する事が分かる。
とてつもなく大きい事は「いかい<ゐかし>」という。
「い<ゐ>(池)」は地球上の容器(け)の事である。
「い<ゐ>(雷)」は大地を打つ槌」である。
「いなびか<ゐなびか>(稲光)」は地球の発する光、発光現象である。
 
「も」については、すでにたびたびご紹介済みですけど、「うむ(産む)」の派生語で、発祥、発生を意味する基本語彙要素です。
両方合わせて、
「い<ゐも>(芋)」は「土中(ゐ)で発祥するもの」
と云う事が分かります。
えー!?「そんな事知ってらー」ですって?
そりゃそうだ。
 
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